駄目なの・・・私、このままじゃ・・・・・・。
だから、お願い。帰って来てよ・・・。


いつも、そう。
私ばかりが貴方のことが大好きで・・・。
どうしようもなくなる。


それなのに、貴方はまた私を置いて・・・。
貴方の居ない場所で、私が生きていけると思っているの?
それに、誰が私を庇ってほしいと言ったの?


部活疲れで、周りへの注意力が散漫になっていた私。
それは、貴方にだって言えたこと。
もしかしたら、私以上に疲れていたかもしれない。


それでも、貴方は私を守ってくれた。
・・・でも、私はそんなこと頼んでない。


きっと、貴方はまた笑顔で言うんだろう・・・。


「俺がそうしたかったから。」


私の気持ちも知らないで・・・。


そんな優しさは求めてない。
ただ、貴方が側に居てくれる、それだけでいいのに。


本当は貴方の所へ行きたいぐらい。
だけど、周りは言うの。


「そんなことをしたら、長太郎の気持ちはどうなるんだよ?!」


知らないよ。私にはわからない!!
貴方の気持ちなんて、わからないよ・・・。


私のことを本当はどう思っていたの?
どうして、私を庇ってくれたの?


ちゃんと、貴方の声で言ってもらわないと、わからない。
だから、戻って来て。帰って来て。


ねぇ、こんな我侭を言う子は嫌い・・・?













 

初鳳夢です。死ネタだし、鳳くんとの絡みもほとんどありませんし・・・。これが初ですみません;;
正直、鳳くんの口調とかって、よくわかんないんですよね!(←)
とりあえず、こうやって少しずつ練習して、ちゃんとした話も書けるようになりたいと思っています!

ちなみに、これはAcid Black Cherryの「少女の祈り」を聞いてたら、突然書きたくなって、曲を聞きながら書いた作品です。
歌詞とは何の関係もありませんけど、何かを求めるような印象を受け、こうなりました。
さらに余談をすると。この作品は1曲聴き終える頃には出来上がっていたんですが、相手がなかなか決まらず・・・。決まったのは、その1〜2ヶ月後でした(笑)。

('08/06/06)